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テキサスの空の下、猫の事、学校の事、家族の事。。。
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Ph.D. プログラムのオリエンテーションがありました。
これから最低三~四年一緒に学んでいく仲間たちとの顔合わせ、
プログラム自体の説明が主な目的でした。

仲間達は総勢で17名。 
これが一年も経たないうちに10名前後になるのが常だそうです。

なーんて聞くと脅されているようですが、
私の印象としては、プログラム自体も、ファクルティーも、
とてもサポーティブな雰囲気でした。
そして、一年先に入学している人達も、
決して『これから大変だぞー。』と脅すような人達ではなく、
『大変だと思うけど、頑張って欲しいし、僕達もサポートするから』という感じで、
私は精神的なプレッシャーを感じる事はありませんでした。

但し、博士課程の生徒というのは、プログラムディレクターのDr.Rが言うとおり、
学校側としては赤字を覚悟のプログラム。
学校も、教授陣たちも、Ph.D.生徒に費やすお金と時間は相当なものです。
だからこそ、プログラム内容も大変厳しいのが当然だと思いました。

卒業は、最短で三~四年。
これからの四年を思って。。。。。
今の気持ちは、緊張感とともに、『また学べるという事への喜び』の方が大きいです。
それは、『学びたくても学べなかった過去の一時期』があったからっだと思います。
10代、20代は、働きまくった時期もあり、
30代に入り、病気のせいで殆ど寝たきり。
この二十数年を振り返ると。。。。。。

自立したいが為に18歳から働き出して、
でも22歳の時に、もう一度好きだった英語を追求したくなり、
専門学校、イギリス留学、バイリンガル秘書学校、
いくつかの大手の外資での仕事、
アメリカ大学への進学(このときすでに26歳)
日本に帰国してマーケティング関係の外資の仕事に従事、
その数年後病気のため殆ど寝た状態が始まり、
それこそ『息をしているだけ』の主婦となり、
六年が過ぎ、アメリカに夫と戻って来て、
NYでは少し体力が戻ってきた為に仕事を初め、
そして三年前にダラスに越してきて、
念願だったソーシャルワークのマスターに入学。
そして今回、博士課程へと進学。

どのステップも、諸手を上げて『頑張れ、貴女ならできる』
という人のほうが少なかったと思います。
あえて言うなら、夫が誰より無条件に『I believe in you.』と
常に言い続けてくれた一人かもしれないです。

反対にいうなら、『そんな今更~、無理だよ~。』
と鼻で笑われた事も多かったと覚えています。
どれも、年齢的にタイミングをはずしていた事が『無理だよ~』という言葉の
背後にあったのだろうと思います。
特に日本は、大学=18歳、大学院ならその直後という観念があったからでしょうか。

今思うと、あの『無理だよ~』という声に耳を傾けていたら
今の自分は居ないのだとぞっとする事があります。
どの道も簡単なものじゃなかったけど、
自分を信じて、努力を惜しまず進んでくれば、
必ず道は開けるのだと勉強しました。

話がそれてしまいましたが、
『学ぶ喜び』は、それがしたくても出来なかった時があったからこそ、
一段と感じる事が出来るようになったのだと思います。
今の時点は、ドキドキもあるけど、ワクワクも大きいです。(^^)

というわけで、勉強自体は本当に厳しいものになりそうですが、
精神的にはサポーティブな雰囲気を感じることが出来たので
ちょっとほっとしているところです。
なーんて、きっとそのうちアタフタすることもあるのでしょうが。(^^)

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