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テキサスの空の下、猫の事、学校の事、家族の事。。。
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ありがたいことに、私の周りには、
いろいろな意味でサポートをしてくれる人々がいる。
もちろん家族はその基盤なのだけど、
友人からも有形・無形のサポートをしてもらっている。

私と同じ学校の博士過程に一年先に入学していたさちのん。
彼女は自分の経験から、できれば周りのサポートをしたいと思っていたという。
博士課程の勉強は、クラスメートは仲間。
でも、ハラハラと舞い落ちていく木の葉のように、
一人減り、二人減りしていくクラスの状況は、
サバイバルゲームに似たものも在るのだと思う。

そんな中で、困っている人や、路頭に迷う人を、
彼女は助けたいと思うようになったと言っていた。
横のつながりではなく、縦のつながりも大事だと教授に掛け合ったとか。

私を含んだ新入生に、『大丈夫。 余り回りに惑わされないで』
と最初から精神的なサポートを、他の彼女の同級生と一緒に与えてくれた。
それは、そういうサポートが無かった彼女たちと比べたら、
どれだけ心強いことだろうかと想像した。
はっきりいって、同じサバイバルゲームの中に生きていれば、
人の事なんか構っていられないのが事実だと思う。
が、彼女たちはあえて、他者を助けようと考えた。

これが結構今の私を支えている。
それでなくても、博士課程という未知の世界への恐怖心もあったり、
外から聞こえる、『博士課程は地獄だぞ』みたいな雑音に耳を傾けやすい時期。
勉強量は本当に多いし大変だけど、
そういう精神的なストレスが少なくて済むのは、
彼女を初め、他の一年先にコースを始めた人達のお陰。
感謝する気持ちと、このお返しは、今度は私が次の人達に
そういうサポートをする事なのだと思った。

そして、もう一つの私の精神的支えは、
去年からのインターンで知り合った人身売買の被害者たち。
そう、私のクライアントたち。
彼女たちの苦しみ、辛さをみてきたし、
彼女たちを支える為に、私もいろんな意味で苦しんできた。
その時のことを思ったら、頑張らねばと思うし、
私の今勉強していることは、将来彼女たちのような人々を助けるのだと、
彼女たちのお陰で、目的意識を高く持つことができている。
これは、あるいみ無形のサポートであり、
やはり、彼女たちに感謝せずにはいられない。

そして、ここのサイトで知り合った皆さんも。
皆さんの日々の頑張っているお話を読んだり、
掲示板に応援のメッセージを頂いたり、
まだお会いした事が無い人が殆どなのに、
これもやはり、私に元気をいただける大事なサポートです。

今週は、200ページの本二冊。 あとはそれぞれのテキストの
いくつかのChapterあわせて200ページ、そして小さなアーティクルいくつか。
これを読んだ後に課題のペーパー書きやら、リトルチャーレビューをする。
がんばるぞ~☆

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月曜日から授業がはじまりました。
内容的にマスターの時と違うのは、
リサーチとセオリーが中心だということ。
そして、一つの事を深く掘り下げていくという事。

一つの事を掘り下げていく時に要求される事が、
Critical Thinking
Critical Thinkingとは簡単にいえば、
文献を読んで、それをそのまま鵜呑みに受け入れるのではなく、
批評眼をもって、自分の頭で考えるという事です。

このCritical Thinkingを養うには、
私個人が思うには、違う分野にも常に目を向けておく事が
何よりも、良い訓練になるのだと思っています。
たとえば、ソーシャルワークの文献だけにどっぷり浸かるのではなく、
日々の各種のニュースには在る程度目を通しておくとか、
まったく違った分野の人の意見にも目をとめておくとかが大事だという事。

そして、この二日間の授業で一番感じたことは、
『自分が博士課程の生徒だ』ということを意識しすぎてはいけないのだという事。
『自分はDr to beなのだ』というかっちんこっちんの頭で
周りを見回したとしたら、それはとっても窮屈な景色であり、
実は一番大事な資質を失ってしまうのではという事でした。
どれだけ頭をフレックスに動かせるかで、
実際Drになったときも、本当の意味で厚みの在る、
Dr.というタイトルがつりあう人間になれるのではと思いました。

授業はどれも面白い☆
最初にいったように、とにかく『考えさせられる』事が多いです。
私は、どちらかというと学習に関しては『牛』タイプ。
噛み砕いて、噛み砕いて、噛み砕いて、の繰り返しを時間をかけていく。
まったく秀才タイプではないので、本当に時間がかかります。
ただ、そういう自分をしっているし、受け入れているので(^^)
あとは兎に角時間との戦いという感じです。
マスターのときも読む量は多かったけど、
今回はまたそれとは比べられないほどの多さです。
そして、簡単にささっと表面だけ読んでいると、
教授にもすぐにばれてしまうようなシステム。
物事を深く読み込み、Critical Thinkingをして、
そして自分の言葉で書き連ねるという作業の繰り返しに成りそうです。

博士課程まできたら、人がどうのこうのという事は関係ないはず。
まずは『自分』だし、自分との戦いが殆どだと思います。

そして、何より大事なのが適度に休みもとるということ!(^^)
息抜きを上手く出来るのも一つの訓練かもね☆

Ph.D. プログラムのオリエンテーションがありました。
これから最低三~四年一緒に学んでいく仲間たちとの顔合わせ、
プログラム自体の説明が主な目的でした。

仲間達は総勢で17名。 
これが一年も経たないうちに10名前後になるのが常だそうです。

なーんて聞くと脅されているようですが、
私の印象としては、プログラム自体も、ファクルティーも、
とてもサポーティブな雰囲気でした。
そして、一年先に入学している人達も、
決して『これから大変だぞー。』と脅すような人達ではなく、
『大変だと思うけど、頑張って欲しいし、僕達もサポートするから』という感じで、
私は精神的なプレッシャーを感じる事はありませんでした。

但し、博士課程の生徒というのは、プログラムディレクターのDr.Rが言うとおり、
学校側としては赤字を覚悟のプログラム。
学校も、教授陣たちも、Ph.D.生徒に費やすお金と時間は相当なものです。
だからこそ、プログラム内容も大変厳しいのが当然だと思いました。

卒業は、最短で三~四年。
これからの四年を思って。。。。。
今の気持ちは、緊張感とともに、『また学べるという事への喜び』の方が大きいです。
それは、『学びたくても学べなかった過去の一時期』があったからっだと思います。
10代、20代は、働きまくった時期もあり、
30代に入り、病気のせいで殆ど寝たきり。
この二十数年を振り返ると。。。。。。

自立したいが為に18歳から働き出して、
でも22歳の時に、もう一度好きだった英語を追求したくなり、
専門学校、イギリス留学、バイリンガル秘書学校、
いくつかの大手の外資での仕事、
アメリカ大学への進学(このときすでに26歳)
日本に帰国してマーケティング関係の外資の仕事に従事、
その数年後病気のため殆ど寝た状態が始まり、
それこそ『息をしているだけ』の主婦となり、
六年が過ぎ、アメリカに夫と戻って来て、
NYでは少し体力が戻ってきた為に仕事を初め、
そして三年前にダラスに越してきて、
念願だったソーシャルワークのマスターに入学。
そして今回、博士課程へと進学。

どのステップも、諸手を上げて『頑張れ、貴女ならできる』
という人のほうが少なかったと思います。
あえて言うなら、夫が誰より無条件に『I believe in you.』と
常に言い続けてくれた一人かもしれないです。

反対にいうなら、『そんな今更~、無理だよ~。』
と鼻で笑われた事も多かったと覚えています。
どれも、年齢的にタイミングをはずしていた事が『無理だよ~』という言葉の
背後にあったのだろうと思います。
特に日本は、大学=18歳、大学院ならその直後という観念があったからでしょうか。

今思うと、あの『無理だよ~』という声に耳を傾けていたら
今の自分は居ないのだとぞっとする事があります。
どの道も簡単なものじゃなかったけど、
自分を信じて、努力を惜しまず進んでくれば、
必ず道は開けるのだと勉強しました。

話がそれてしまいましたが、
『学ぶ喜び』は、それがしたくても出来なかった時があったからこそ、
一段と感じる事が出来るようになったのだと思います。
今の時点は、ドキドキもあるけど、ワクワクも大きいです。(^^)

というわけで、勉強自体は本当に厳しいものになりそうですが、
精神的にはサポーティブな雰囲気を感じることが出来たので
ちょっとほっとしているところです。
なーんて、きっとそのうちアタフタすることもあるのでしょうが。(^^)

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40を過ぎて、博士修行に挑戦中。
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