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あっという間に冬休みも過ぎ、来週から学校が始まります。
お休みの間に、数人のクラスメートと個別に会う事がありました。
学校内だったり、授業の間の休憩中だったり、勉強会だったり、
勉強つながりでしか会う事がなかった彼らとの、プライベートなお話が出来て
ふとしたことがきっかけで『会おうか』となったのですが、
これが本当に良かったなぁと思えました。
人間って、つくづく簡単に判断しちゃいけないなという自分への反省が出来ました。
このお休みの間、自分がもう少しSpritualに成長できる出会いもありました。
あー、自分のこういう所が足りないところだなぁと気付かせてくれる人もいました。
それをきっかけに、久々に自分を見つめる時間をたっぷり持てることも出来ました。
ソーシャルワーク以外の分野の本も幾つか読むことができました。
そんな事もあって、自分を何歩が下がったところから見つめる事もできました。
そんな中、自分の周りのことが『当たり前』になってきている自分に気がつきました。
そうだった、10年前の私は病み上がりで殆どベッドの中で過ごしていて、
自分には将来はないと思いながら数年過ごしていました。
元気に自分の夢を追い続ける人が羨ましかった。
でも、あの頃の事、自分は忘れてしまっていることが最近多いのです。
変な話ですが、一人でトイレに行って、毎朝快調に用事を済ます事
(お食事中のかたごめんなさい。)
そんな事にも、感謝していた時期が私にはあったんです。
そうなんです、トイレに行って快調だ!って思えることって素晴らしい事なんです。
当たり前じゃないんですよ、皆さん。(^^)
少しベッドから起き出していた頃、歩いて10分のスーパーに買い物に行く事が辛かった。
スーパーについたとたん、もうグッタリして座り込んだりしていました。
元気になってくると、一つ一つ出来なかった事が出来るようになって
涙が出るほど感謝の念をもっていたのを覚えています。
その階段を上るたびに、『希望』というものも増えていった。
そして、元気になって外にでだして、沢山人との出会いがあった。
その一人一人の人達との出会いが、回復への一里塚のようなものでした。
そういう出会いへの感謝も忘れられません。
楽しい時の友人は、いくらでも寄ってきます。
でも、辛い時、どうしても話が暗くなってしまう時の友人はそうそうはいません。
でも、そういう人達も居たんですね。
昨年末に挙げた幾人かの友人も皆、私の辛いときに友人で居てくれた人達。
ソーシャルワークを選んだのも、そういう所から来ていると思います。
今度は私の番だという気持ち、そして
誰かが辛い時に、自分が何か出来ればという気持ちから。
そんな私が、40になってマスターを取り、
またそこからPh.D.へ行って勉強が出来るという事。
もー、そういう場所に居る事が出来て、
そこで頑張ることが出来るチャンスを与えてもらえた事だけで奇跡です。
10年前の私が、今の私を想像できたことでしょうか?
とんでもない、10年前の私にこんな事をいう人が居たら、
『頭おかしいんじゃない?』と思ったでしょう。
そう思えば、本当にこのチャンスに幾ら感謝しても足りない程だと思うのです。
未だに、人より頑張る力がまだまだ備わっていないので、
(いつかは絶対普通の人と同じ程の体力が出てくる!って信じてるんです。^^)
ちょっときついことが在ると、体のあちこちに出てきたりし、
年齢的にいって、『無理じゃない?』と思われるPh.D.への挑戦ですが、
『自分に今無いもの』を手にとって嘆きつづけるより、
『自分が今もっているもの、そして昔に比べたら回復したもの』
を見つめて、このチャンスに感謝して、
そして、いつかはこんな私でも人様の役に立つのだと信じて頑張りたい。
これは無理強いして自分にそう思わせているのではなく(^^)
ふと晴れた日に、朝一にトレに行って快調に用事をたして、
『今日も快調!元気だね!』と思いながら(笑)
全ての周りの人達に感謝して、
全ての周りの出来事に感謝して、
今の自分の状況に感謝して、
そして、『今日はどんな事がまっているか』、
『今日はどんな勉強ができるか』
『今日はどんな人達と出会えるか』
そんなワクワクなき持ちを持つことができるんですね。
でも、そんな当たり前な気持ちが、先学期ちょっと薄れていたんです。
人間『喉もと過ぎれば』ということで、全ての事が当たり前になっていた。
そんな自分を、気付かせてくれたクラスメートとの会話や、
新しい出会いに、また感謝しています。
私は、ちょくちょく『感謝の気持ち』という言葉を口にするのだけど、
『生きているのが不思議』といわれた昔の自分を思えば、
全て『感謝』の気持ちでしか表現できないのです。
さぁ、新しい学期、また大変な勉強はまっているけど、
兎に角、こういうチャンスを与えられた事に感謝していきたいと思います。
今の私には、将来Ph.D.とうい称号を貰うという先のことより、
『今、こうやってPh.D.という場所で勉強できる』というプロセスが嬉しい日々なのです。
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