忍者ブログ
テキサスの空の下、猫の事、学校の事、家族の事。。。
[25] [24] [23] [22] [21] [20] [19] [18] [17] [16] [15]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ここ最近、イジメによる子どもたちの自殺のニュースをよく目にします。
それは日本だけでは決してなく、アメリカにおいても大きな問題となっています。
心理学者によって、イジメ防止のプログラムも研究されだしています。
アメリカと日本のイジメの違いはそれほどないことに驚いたことを覚えています。
しかし、日本ほどにイジメによる自殺のニュースは目にする事がないのです。
それでも、多くの個人やプロボノの組織がイジメ防止の活動をしています。

イジメが原因で自殺したというニュース。
十代の半ばの子どもが、一人で首をつって死ぬというとてつもなく大きな悲しみと孤独。
その悲しみは本人にも家族にも降りかかります。

それは過ぎ去った過去といっても、こういうニュースを耳にするたび、
私も15の春に一瞬にして戻されてしまうのです。

このSCTの前にもっていたサイトはKissing Postというサイトでした。
そこでは、私の通ってきた道のりや、経験が少しでも誰かの力になればと
包み隠さず色々なお話をしていました。
その頃からのお客様であれば、もう内容はご存知であると思います。

15の歳に起こったイジメは、その後の17年という月日の間、
私の人生に大きな影を落としたのでした。
今の私を知る人からすれば、その頃の私は別人のようでしょう。
イジメが原因で、その直後からものが食べられなくなる、
つまり摂食障害をわずらう事になったのです。
長い長い真っ暗なトンネルは、現在の夫と出会う32歳の時まで続いていました。
そうなんですね、今の夫こそが私の命の恩人です。
彼と出会っていなければ、今の私は確実にいなかったはずです。
その間に、何度『もう生きていたくない。』と思ったことでしょう。
私が子どもが出来ないのも、勿論元を辿れば原因はイジメということでしょう。
イジメとは、それだけ過酷なことなのだということ、
苛める側の子達もしっかり理解してから考えなおして欲しい。

日本のイジメに対する対応が、私にはあまりに遅れているとしか思えないのです。
外部の人間のいうことですから、当事者の方からすれば、『努力はしてる』
ということかもしれないですが、
それでもあえて言わせてもらえれば、
どうして、こんなに沢山の、それも『子ども』という年齢の命が失われなければ成らないのか。
学校のありきたりの『イジメがあったかもしれない』というあいまいな答えに
失われた幼い命の事を想うと、悲しみは増すばかり。

イジメに耐えている子ども達。
どうか死なないで欲しい。
どんなに辛くても。
それは決して親や学校の為ではなく、
貴方たち自身の魂の為。
そして、貴方たち自身の、いまは余りにも見えない将来のため。

病気が理由で、何もかも上手くいかなくなる事に苛立つこともありました。
イジメの挙句に、世の中をうらみ、高校のときは道をはずして生きていたときもあります。
人に必要とされるどころか、人に迷惑ばかりかけて生きていました。
それでも、生きていて良かったと心底想うのです。

今私は幸いにも、夢をもっていきる事ができるようになりました。
そして、この夢の現実で、私と形がちがったとしても辛い思いをしている沢山の人の
何らかの手助けが出来たらいいと想っています。
人に必要とされる人間になることも出来ました。

イジメにあっている子達。
死んではいけない。 
どんな形でもよいから、逃げて欲しい。
その今起こっているイジメという場所から逃げて欲しい。
それは弱虫でもなんでもない。 いや、逃げる強さもつけてほしい。
助けを求めて欲しい。 助けを求める相手の耳にしっかり入るまで
助けを求め続けて欲しい。 

将来の貴方を待っている人達が、沢山沢山いることを忘れないで欲しい。
今は見えない、でも必ず将来現れる、貴方を必要とする人達がいる。
それは、私が経験者として断言できます。
お父さん、お母さんのためじゃない、
君たち自身のために、死なないで欲しい。

PR
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
(04/17)
(08/25)
(08/23)
(08/14)
(08/13)
(08/11)
(08/10)
(08/09)
(08/09)
(07/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
riel
性別:
女性
職業:
学生・主婦
趣味:
猫のお腹のにおいを嗅ぐこと☆
自己紹介:
40を過ぎて、博士修行に挑戦中。
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
♥  素材提供:ふわふわ。り