テキサスの空の下、猫の事、学校の事、家族の事。。。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
政策分析のクラスの課題の一つに、
政策関係の本を読んでブックレビューを書き、それが良い出来上がりであれば、
関連のあるジャーナルに投稿するというものがあったのですが
私はこの本を読んでみました。
アカデミックなブックレビューは学校の方ですませているので、
こちらではカジュアルにお勧め本として書いてみたいと思います。
政策立案者にだけではなく、一般の人にも分かりやすく書かれています。
移民への強い弁護の論調がとても目立つ本ではありますが、本当に面白かった。
所謂Nativist(移民を嫌う人達の事ですね)達の移民が増える事への反論への反論。
それも、とても正確で幾つものレイヤーが敷かれている、感情論ではない、
統計結果をバックにしての反論なので、読んでいて安心できるものですね。
説得力がある本なので、是非Nativistたちに一番読んで欲しいかも。
昨今のNativist達が槍玉にあげている代表的な事柄は、
バイリンガル教育の是非、
そしてUndocumented(違法)移民のソーシャルセキュリティー問題。
どれも一括りでは語れないのだけど、著者であるPortes と Rumbautの歯切れの良い
分析結果のディスプレーは、移民の一人である私的感情も含めて(^^)
読んでいて気持ちの良いものでした。
300ページを超えるものですが、あっというまに読み終えることが出来ました。
Social Workのみならず、SociologyやEthinic Studyがメジャーの人にはお勧めの一冊です。
一様Referenceを記しておきます。
Portes, A., & Rumbaut, R. G. (2006). Immigrant
(3rd ed.).
今年もOutstanding Academic Achievementsを頂くことになり、
来週のセレモニーに出席する事になっているのですが、
何だか修士の時ほど喜びが少ない。。。。
何でかなぁって考えてみたんですが、
ここまでくると、成績が良いとか悪いとかだけじゃないものの重要さを、
日々身にしみて感じさせられる事が多いのです。
それよりも、良い成績をとり続けるプレッシャーは今要らないものになってきている。
勿論最低限(B)の成績はとらなければいけないけど、
そういう事じゃなくって、もっと深い部分での『学び』を味わいたいと真剣に思っています。
成績がよくたって、本当に自分が吸収すべきものを全て吸収しているか
これを日々考えています。
良い成績をとり続けること以上に、もっとしなきゃいけない事がPh.D.には多い。
そして、ここで得られた知識を、どうやってその後周りのために活用するのか、
もっとそういうことに気持ちを揺さぶられるようになっています。
外部のセミナーやカンフェランすにも沢山出席したい気持ちも増しています。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
(04/17)
(08/25)
(08/23)
(08/14)
(08/13)
(08/11)
(08/10)
(08/09)
(08/09)
(07/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
riel
性別:
女性
職業:
学生・主婦
趣味:
猫のお腹のにおいを嗅ぐこと☆
自己紹介:
40を過ぎて、博士修行に挑戦中。
ブログ内検索
アーカイブ